[11/28] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「文部省唱歌『かたつむり』では
 ♪ でんでん虫々 かたつむり
 というふうに歌われています。
 最終日の今日はそのお話をしたいと思います。」

( ♪ 『かたつむり』が流れる )

文部省唱歌『かたつむり』は
明治44年、1911年に
尋常小学校の音楽の教科書に登場しました。

もともとカタツムリは古くから「蝸牛」という言葉で
でんでん虫の愛称でも親しまれてきました。

「蝸牛」とは?

古典狂言の一つで、その中で

 でんでん むしむし でんでん むしむし

と繰り返し唄われる場面が
関係しているのではないかというふうに
推測されているそうです。

この「蝸牛」という狂言ですけれども、
そのあらすじをお話ししますと、
長寿の薬になるというカタツムリを
探してくるように主人から命じられた家来が
カタツムリがどんな生き物だったか
全く知らなかったのだそうです。

そこで、家来は主人から教えられた
5つの特徴をもとに山に探しに出かけたそうです。

その5つの特徴とは、

 1つめ 藪の中にいる
 2つめ 頭が黒い
 3つめ 腰に貝をつけている
 4つめ 時々角を出す
 5つめ 大きいものは人間くらいの大きさ

ということで、家来は探しに行きます。

ちょうどその頃、修行から帰る山伏が
藪の中で疲れて寝ていて、
それを見た家来がその山伏を
カタツムリだと勘違いして
主人のもとへ連れて帰ろうとするという、
そんなお話なのだそうです。

このでんでん虫という言い方は、
もともとは京都を中心とした
呼び方だったのだそうですけれども、
この文部省唱歌となったことで
全国に広まったということです。

「今週はカタツムリについて
 掘り下げてみましたけれども、
 みなさまいかがでしたでしょうか?

 子供の頃は梅雨の時期当たり前のようにね、
 カタツムリ見かけては角をちょんなんて触って
 引っ込む姿がかわいいな
 なんて思ってましたけれども。

 ふと気づいたらもう十数年でしょうか、
 東京に私住んでいるんですけれども、
 実は一度もこちらでカタツムリを
 見かけたことがないんですよね。

 カタツムリは環境にね、敏感で
 自分の周りが汚れてくると死んでしまう
 というふうに言われてますので、
 どうなんだろう、
 カタツムリは東京には住みにくいんでしょうかね。

 来年の梅雨の頃はですね、
 近くの公園でカタツムリ探しを
 ぜひしてみようと(笑)
 今私は思っています。」

<かたつむり~日本の童謡・唱歌~>

[11/27] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「カタツムリのお料理と聞きますと、
 思い浮かぶのはエスカルゴ。
 今日はそのお話をしたいと思います。」

エスカルゴは古代ローマ人が初めて料理として
食べたというふうにされていまして、
その後、フランス料理のレシピとして
使われるようになったのですけれども、
すべてのカタツムリが食べられる
というわけではありません。

フランス料理などに登場する
エスカルゴというのは、
リンゴマイマイという種類を
主に使っているのだそうです。

もうひとつはグログリとかプティ・グリという種類の
カタツムリがいるそうですけれども、
それが食用として流通しています。

このエスカルゴなんですけれども、
とった後にエスカルゴを置いておいて
絶食させたり、清潔な餌を与えたりして、
お腹の中をきれいにさせるのだそうです。

約1週間ぐらい置いておくそうです。

その後時間をかけて丹念に洗って
何時間もかけて下味をつけた後に、
ようやく調理することができます。

「どうして急激に調理できないのか
 と言いますとですね、
 溶けてなくなっちゃうんですね。
 思い出しましたか?
 ナメクジにお塩をかけると溶けますよね。
 それと一緒なんですって。」

そんな下ごしらえをした後
内臓を除去して加熱して、
パセリとニンニクのみじん切りを練り込んだ
エスカルゴバターと呼ばれる
バターソースをからめるのが
もっとも一般的だということです。

一般的に食用とされているリンゴマイマイですけれども、
養殖できないそうです。

考えられたこともあるそうですけれども、
なんせその産卵する卵の数が
他の種類に比べて少なくて、
飼育期間も長くて3年かかるそうで、
養殖するのが難しいということから
現在フランスではリンゴマイマイの
養殖はされていないということです。

もう1種類のグログリとか
プティ・グリというほうの種類は
養殖されているということですけれども、
そんな本場フランスでも行われていないのに
世界で初めてリンゴマイマイの養殖に成功した国、
それは日本でございます。

三重県の松阪市にあります
「エスカルゴ牧場」というところで
リンゴマイマイの養殖に成功しています。

「こちらではね、お取り寄せと言いますか
 販売もされていまして、
 ご家庭で本格的なエスカルゴを
 いただくことができるという、
 ちょっと興味深いですよね。

 エスカルゴってどうしても
 カタツムリのイメージが強くて、
 まぁ、その通りなんですけれども、
 今週ご紹介しているように
 巻貝の仲間、つまり陸貝なので、
 言ってみればサザエの仲間だと思えば
 エスカルゴも身近に感じられないかな
 なんて思いながら。

 もしご興味がございましたら
 エスカルゴ牧場のホームページかなんかを
 ご覧いただけたらと思います。」

<エスカルゴ(ウィキペディア)>

<エスカルゴ牧場>

[11/26] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「カタツムリの大きな特徴の一つとして
 あの殻があります。
 カタツムリの殻にはさまざまな謎が隠されています。
 今日はそのお話をします。」

カタツムリの赤ちゃんは、
土の中に産めつけられた卵から出たときに
すでに殻をもっています。

なので、生まれたときから
ミニチュアのカタツムリです。

そして、成長とともに殻も
徐々に大きくなっていきます。

この殻は炭酸カルシウムでできています。

カタツムリはその殻をつくるために
カルシウムを補給しなければならないのですけれども、
森の中にある石、石灰石とか石灰岩とかを
食べたりしてカルシウムを取り入れているそうです。

この殻には危険から身を守る役目以外に
乾燥を防ぐという役割もあります。

カタツムリの体の表面には皮膚がないのです。

言ってみたらむき出しの状態なので、
雨が降らない時期というのは
表面が乾燥してしまうそうです。

なので、殻の中に入って身を乾燥から守ります。
粘膜を出して、ふたを閉めるそうです。

そしてもう一つ、カタツムリの殻には
寒さから身を守るという役割もあります。

カタツムリなど地球上の巻貝というのが
なんとほとんどが右巻きなのだそうです。

「もう今まで見たことないですよ、
 巻貝が右巻きか左巻きなんて。」

右巻きと左巻きのカタツムリでは
体の構造がすべて左右反対になっているので、
同じ巻き方同士のカタツムリ同士でないと
交尾ができないのです。

なんでかと言うと、
対面しながらすれ違う位置で交尾をするので
同じ巻き方でないと生殖器が合わないからです。

あの右巻き左巻きは遺伝によって決まるそうです。

なので、同じ種類のカタツムリは
すべて同じ巻き方になるということです。

「面白いでしょ」

まれに突然変異が起きて
違う巻き方の子が生まれたりするそうで、
それは新種のカタツムリになっていくそうです。

「だから800種類以上もいるのかもしれませんね。
 自然ってすごいことですね。

 カタツムリの殻の表面にはね、細かい凸凹が
 規則正しく無数に刻み込まれているんですね。

 接着面積を少なくしていることで、
 殻についたゴミとか汚れとかを雨で簡単に洗い流す
 という効果があるんだそうですけれども。

 その構造にヒントを得てですね、
 汚れにくくする建物とかの外壁とかが
 開発されているんですって。

 あのカタツムリさんはたいへん清潔な生き物で、
 周りの環境が汚染されると敏感に察知して
 ふたを閉めたりね、膜をはったりして
 隠れてしまうそうなんですけれども、
 汚れが激しいと短期間で
 死んでしまうこともあるそうです。

 それではまた明日、
 カタツムリについてお話しします。」

<カタツムリの多彩な世界>

[11/25] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「見た目もほんとにね、
 不思議な生き物なんですけれども、
 今日はそんなカタツムリの
 不思議についてお話しします。」

カタツムリの最大の不思議の一つ、
それはカタツムリに雄雌があるのか
ということなのですけれども、
実はカタツムリは雄雌はないのです。

どういうことかと言いますと、
カタツムリは雄雌同体で
1匹で雄雌の両方の役割をしているそうです。

「でね、2匹いないと卵は産まれないんです、
 やっぱり。
 で、受精した後お互いにそれぞれが
 卵を産むんですよ。
 すごいことです。」

カタツムリの速度というのは時速約3m~3.5m
というふうに言われています。

1年間に計算しますと、
進める距離というのは約30km。

ずっと歩き続けてですけれども、30km。

ですので、このようにカタツムリは
長い距離を移動できないということなので、
他のカタツムリに出会うチャンスがなかなかありません。

そのために少しでも子孫を多く残すために
出会ったときに雄雌関係なく交尾できるように
区別がなくなったのではないか
というふうに言われているらしいです。

カタツムリの1年間の生活というのは、
この冬の時期は冬眠です。

そして、春が来て目覚めます。

そして、仲間に会ったら交尾します。

そして、今お話ししたように産卵します。

そして、その卵からかえるのですけれども、
それがそもそもの謎だったという、
貝がついた状態の「ようかい」、
「幼い貝」と書いて「幼貝」、
ちっちゃいちっちゃいミニチュアの
カタツムリになります。

そして、そのちっちゃいカタツムリが
大きく成長していきます。

四季の変化に応じた生活をしているということで、
産卵は春先から夏場にかけて盛んなのだそうです。

一度に30個ほどの卵を
土の中に産み落とします。

卵の大きさはカタツムリの種類によって
いろいろあるのですけれども、
だいたい直径が5mmほどの白い卵を産むそうです。

「5mmってけっこう大きくないですか。
 イクラほどありそうですよね。

 で、私の主人が言うんですけれども、
 私カタツムリの卵食べたことあるんですって。

 主人が言うから間違いないと思うんですけど、
 私記憶にないんですよね。
 どこで食べたんだろう?

 そんなカタツムリなんですけれども、
 一般的な本人の食事ですけれども、
 海の貝っていうのは海藻を食べますけれども、
 カタツムリは柔らかい葉っぱとかね、
 お花とか芽とかコケとか朽ち木とか
 そういうものを食べるんですって。

 で、歯舌と言われる下ろし金のような歯で
 食べ物を削り取って食べています。
 非常に面白いですよね。

 また明日カタツムリについてお話しします。」

<かたつむりの館>

[11/24] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「この地球上にはたくさんの生物がいます。
 その中には見た目も生態も
 謎に包まれている生物もいます。
 その中からですね、最近私がとっても
 気になっていましたのがカタツムリ。
 非常にとってもカタツムリについて
 掘り下げてみたくなったので、
 今週はカタツムリのお話をしたいと思います。」

カタツムリと聞くと、
梅雨時にアジサイの葉っぱの上を
はっているイメージがありますけれども、
それはカタツムリのごく一部の
仲間だけなのだそうです。

カタツムリの多くは
山の落ち葉の下などに生息しているので、
山の中とか森とかを探さないと
見つからないのだそうです。

実は日本には800種類以上もの
カタツムリが生息しているそうですけれども、
ほとんど研究されていないらしくて、
生態はまだ謎の部分が数多く
残されているということです。

カタツムリとナメクジ、似ていますよね。

カタツムリの殻が退化して
なくなったのがナメクジなのだそうです。

分類学的には同じ仲間でも
ナメクジはカタツムリではないそうです。

カタツムリと同じ、
陸に住む巻貝の仲間なのです。

カタツムリの殻を取ったら
ナメクジになるのではないかと思って、
殻を外したりなんかしたら
カタツムリは死んでしまいますので、
絶対にそんなことはしないでくださいね。

カタツムリ、今もお話ししましたけれども、
海に住む貝の仲間です。

以前イカのお話をしたときに
イカも貝の仲間だとお話ししましたけれども、
広い目で見るとカタツムリとイカは
仲間だったということになります。

「そうやって言われると
 なんか食べやすくなるっていうかね、
 なんか、何て言えばいいのやら。」

また、南極を除く世界中に生息していると
カタツムリのほうは言われていまして、
日本だけでも800種類以上なのですが、
あまり移動しないので地域ごとに細分化して
多くの種類に分かれているそうです。

だから地域によってカタツムリのことを
カタツブリとかカイツムリとかカサツブリとか
いろんな呼び方があるらしいです。

カタツムリですけれども、
やっぱり湿った環境を好みまして、
今のこの時期は冬眠しています。

寿命は1年から20年と
種類によって違うということです。

「いかがですか、カタツムリ、みなさん。
 意外と興味深いでしょ?

 そもそもね、カタツムリは生まれたときから
 貝を持っているって人から聞いたんです。

 それで、
 『ん?、えっ?、なになに?
  じゃ、カタツムリって何者だ?』
 って思ったところがスタートでした。

 そんなわけでですね、今週1週間
 カタツムリのお話お付き合いください。」

<カタツムリ(ウィキペディア)>

[11/21] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「アロマテラピーには、アロマポットなどで
 空気中に香りを含ませる方法ですとか、
 お風呂のお湯に混ぜる方法などがある
 というご紹介をしましたけれども、
 他にはマッサージのときにエッセンシャルオイルを
 オイルに混ぜて使うという方法があります。
 今日はそのお話をします。」

マッサージのときにエッセンシャルオイルを
キャリアオイルと混ぜて使う方法というのは、
オイルマッサージとかアロママッサージとか
ボディマッサージとかいうふうに言われています。

100%のエッセンシャルオイルは濃度が濃いので、
直接肌に使うときはそのように
キャリアオイルを使って希釈して、
それでマッサージをします。

また、ボディマッサージ用の
オイルというのが売っていますので、
それを直接買われるというのもいいかもしれません。

そのアロママッサージですけれども、
香りですとか、その肌触りの心地よさを通して
身も心もリフレッシュできます。

例えば、一日中立ち仕事などで
足がむくんでしまった場合、
グレープフルーツとかローズマリー、
ジュニパーベリーをブレンドしたオイルで
マッサージすると血行が良くなって
むくみがとれると言われています。

また、肩凝りや筋肉疲労などは、例えば、
カモミール、マージョラム、そしてラベンダー、
これらをブレンドして使っても効果的です。

「私よく旦那さんにマッサージして
 あげるんですけれども、彼にはですね、
 マージョラム、ラベンダー、ローズマリー、
 ジュニパーベリー、これをもう
 彼用の精油として揃えていまして、
 それをその日の気分とかね、
 疲労度に合わせて調整して
 マッサージをしています。

 なんかそうふうにすると
 けっこう楽しいというか、
 私は好きなんですけれどもね。

 翌日疲れが違うって言ってくれるので
 なおいっそう嬉しかったりしますけれども。

 アロマテラピーはいい効果もあるんですけれども、
 気をつけなければならない点もあります。

 お肌が弱い方とかは肌に刺激を
 与えてしまうのものもありますし、
 また妊娠中、あと妊娠初期の方が
 使わないほうがいいよっていう精油もありますし、
 逆に妊娠中でも使っても大丈夫なもの
 というのもあります。

 初めてアロマを始めてみようと
 思われた方とか、あと妊婦さんとか、
 必ず専門家の方に詳しく聞いてくださいね。

 今回はよく私も使っている精油の一部をね、
 ご紹介しましたけれども、
 あと普通に市販されているアロマバスとかね、
 バスソルトとか香りのいいボディシャンプーなどを
 アロマ効果があるものを選んで
 それを混ぜてみて使ってみたりとかね、
 いろいろ楽しめます。

 私はよく簡単に枕に1滴垂らして寝るので、
 なんかそういう簡単に気軽に
 使っていただくという方法もあるので、
 ぜひぜひ香りに包まれてリラックスしてください。」

<アロママッサージ(トリートメント)>

[11/20] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「昨日はお風呂に入るときに
 直前にお湯にエッセンシャルオイルを入れて
 混ぜて入るとさまざまな効果が得られますよ、
 なんていうお話をしましたけれども、
 今日はその続きです。」

月曜日に少しお話ししましたけれども、
エッセンシャルオイルというのは
100%のものに関しては濃縮されていて濃いので、
お風呂に入れるときは入れすぎに気をつけてください。

1回のお風呂に、やっぱりバスタブの
大きさにもよりますけれども、
1~2滴から2~3滴とか、徐々にそんな感じで
試してみていただけたらと思います。

一日中神経を使って
なかなか寝つけないことってありますよね。

そんなときに、寝る前にお風呂入るときに、
例えばオレンジ、ラベンダー、そしてパルマローザ
というエッセンシャルオイルを
お湯に加えて温もっていただくと
緊張した神経を鎮めてくれます。

「私もよく寝る前にお風呂に入れることもあるし、
 たくこともあります。」

他には風邪とかインフルエンザの防止に
免疫力を強くするために、
サンダルウッドというエッセンシャルオイルを
使うのもいいと言われています。

このサンダルウッドは、のどの炎症や
痛みに効果があると言われています。

なので、風邪ひきそうかなというときは
サンダルウッドと、あとラベンダーなんかを
合わせていただいて、お部屋でたいたり、
お風呂で入っていただいたりするといいです。

あと、胃がもたれたり、
消化を助ける働きがありますのは
オレンジ、カモミール、バジル、
レモングラスなどの香りです。

あと、女性に優しいエッセンシャルオイルは
クラリセージというものがあります。

これはホルモンバランスを整えてくれる
エッセンシャルオイルです。

「私、旅に行くときに必ず持っていく精油、
 エッセンシャルオイルがあります。

 1つはラベンダー。

 これはもう万能ですね。
 虫刺され、やけど、にきびなども
 殺菌してくれますし、
 気分はリラックスさせてくれますし、
 1本持っておくと非常に助かる
 エッセンシャルオイル。

 そして2つめは今日ご紹介しました
 サンダルウッド。

 私はよくのどを痛めるので
 もうこれは欠かせません。

 そして3つめ、クラリセージですね。

 女性のエッセンシャルオイルですけれども、
 この3本を必ずかばんに入れて、
 旅先ではね、やっぱり火をたくのが危険なので
 お風呂に入れてつかるか、
 もしくは枕もとにタオルとか
 ティッシュに1滴ずつ垂らして寝ます。

 あと、夏場はお扇子とかうちわとか
 そういうものに香りを垂らして、
 楽しむという、あおいでね、楽しむという、
 こういう方法を使っています。」

<アロマセラピーヒーリングルーム>

[11/19] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「一口にアロマテラピーと言いましても
 そのやり方っていうのはいろいろあります。
 今日はそのお話をします。」

アロマテラピーの楽しみ方、
まずは芳香浴です。

「芳しい香りを浴びる」と書いて「芳香浴」。

一般的にはハンカチに香りを染み込ませてみたり、
アロマポットなどキャンドル式の容器ですとか
アロマライトなどの電気式の容器、
あと霧状に香りを放つディフューザーとか、
そういうものを使ってお部屋の中に
エッセンシャルオイルの香りを振りまいて
香りを楽しむというものです。

続いては「沐浴(もくよく)」。

「もくよく」は三水に木、
それに「浴びる」と書きます。

これはお風呂に入るときに
エッセンシャルオイルを
お湯に落として使います。

エッセンシャルオイルの香りで
気持ちがリラックスするのと同時に、
体が温まったり血行が良くなったり、
お風呂の効果がプラスされるという雰囲気です。

お風呂に入る直前に、エッセンシャルオイルを
お風呂のバスタブのサイズにもよりますけれども、
数滴入れてよくかき混ぜてから入ってください。

同じお風呂でも目覚ましに朝入る場合と、
夜に一日の疲れをとるために入るという場合で
使うエッセンシャルオイルも少し変わってきます。

例えば、朝はシャッキリさせるために
グレープフルーツとかベルガモット、
ペパーミント、マンダリン、ローズマリーとかが
おすすめだと言われています。

あと、逆に一日の疲れをとるために
夜お風呂に入るときには、
冷え症によいと言われているのが
例えばジュニパーベリーとか、
ローズマリーも血行を良くしてくれます。

あとラベンダーなんかをミックスして
覚醒させるものと鎮静させるものを
上手にバランスをとって使っていく
という方法もあります。

あと足浴とか半身浴なんかの時にも
エッセンシャルオイルを入れて
入ると効果が得られます。

「私が普段芳香浴ではポットか
 ディフューザーを使うんですけれども、
 私の好きな香りのブレンドというのを
 今日はご紹介しようかなと思います。

 これはですね、ペパーミントとレモンの組み合わせ、
 あとはペパーミントとオレンジ、
 そしてペパーミントとラベンダー。

 けっこうペパーミントベースの上に
 入れていくっていうのがけっこう私は好きで、
 お風呂なんかではペパーミントと
 ラベンダーとレモンという、
 この3つの組み合わせはけっこう好きで。

 まったりしたいときはラベンダーと
 ローズなんかも素敵ですし、
 あとはなんかちょっと風邪っぽいかな
 なんていうときはユーカリとミントと
 ラベンダーという、この3種類で
 お風呂を楽しんだりしています。

 ぜひぜひお試しください。」

<アロマセラピーの楽しみ方>

[11/18] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「アロマとはよい香りを意味する芳香のことで、
 テラピーとは手術や薬に頼らない療法という意味です。
 では、今日は具体的にどんな効果があるのか
 というお話をします。」

アロマテラピーは私たちの
心と体の健康のための自然療法、
または植物療法の一つであります。

植物の花や葉、そして根などから
エッセンシャルオイルを取り出すのですけれども、
状態はかなり濃縮されています。

そのままでは濃すぎるので、
例えばボディマッサージなどで
直接肌に使ったりする場合は、
必ずキャリアオイルという、
例えばホホバオイルなどで希釈して使用します。

アロマテラピーがもたらしてくれる
効果というのはさまざまです。

香りが脳を刺激してホルモンの分泌を調整したり、
免疫力を高めたり、心と体のトラブルを予防したり、
改善してくれたりする働きがあります。

現代ではエッセンシャルオイルに含まれている
成分の研究が進められていて、
人間が本来持っている自然治癒力に働きかける
有効な手段として注目されているのだそうです。

そんなエッセンシャルオイルですけれども、
同じエッセンシャルオイルでも
植物によって取り出す部分が違います。

例えば、カモミールやローズなどは
お花から取り出します。

ローズマリーやペパーミントなどは葉っぱから、
そしてラベンダーはお花と葉っぱの
両方から取り出します。

「なのでラベンダーなんかはね、
 いろんな種類がありますね。
 一つだけじゃないです、
 いろんな香りのラベンダーがあります。

 ベルガモットやレモンは果物の皮からです。
 他にも木や果実から取り出されるものもあって
 さまざまですね。

 で、香りなんですけれども、
 人によってなんでしょうけれども。

 例えば、レモンの香りをかぐと
 さわやかな気分になって、
 リフレッシュしたりする感覚ありますよね。

 あと、ペパーミントの香りで
 頭がスッキリしたりもします。

 けれども、人によっては
 『あんまりそれ得意な香りではないんだけど』
 っていうこともありますよね。

 香りはやっぱり人によってそれぞれ好みが違うので、
 アロマテラピーでエッセンシャルオイルを選ぶときは
 効能が似ていていても違う香りっていうのは
 たくさんあるので、自分の気分に合った香りを
 その都度選んでいくっていうのが大事かもしれません。

 明日はですね、実際にアロマテラピーの
 楽しみ方をお話ししますね。」

<アロマテラピーとは~(社)日本アロマ環境協会>

[11/17] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「お仕事や家事、勉強など一日の疲れなどを
 癒やす方法の一つにアロマテラピーというのがあります。
 今でこそ耳馴染みになった言葉なんですが、
 実は、この言葉が誕生したのは
 20世紀のはじめなんだそうです。
 そこで今週は、アロマテラピーのお話を
 したいと思います。」

20世紀のはじめの頃、
フランスにガットホセという化学者がいました。

ある日ガットホセさんは実験中の事故で
やけどを負ってしまいます。

そのやけどを治すのにガットホセさんは
ラベンダーの精油を使ったのだそうです。

精油というのは植物からとれる香りのある油のことで、
一般的にはエッセンシャルオイルというふうにも
言われています。

ガットホセさんですけれども、
このエッセンシャルオイルの効用を自ら体験し、
この療法を「アロマテラピー」というふうに名付けました。

1928年、ガットホセさんは
『アロマテラピー』という本を出版して、
それ以降も何冊もアロマテラピーに関する本を書きました。

そして、アロマテラピーは
多くの人たちの関心を集めましたが、
やがて第二次世界大戦が始まると
アロマテラピーどころではなくなり、
人々の関心も薄れていってしまったそうです。

そんな中、戦後、ガットホセさんと同じ
フランスのお医者さんバルネ博士が、
治療にエッセンシャルオイルを
使うようになったのだそうです。

バルネ博士は戦争で傷を負ったことがあって、
そのときにエッセンシャルオイルを
治療に使ったのだそうです。

その効能に大きな可能性を秘めていることに気づいた
バルネ博士は数多くの論文を発表しました。

そして、1968年には初めての著書
『アロマテラピー』を出版しました。

現在アロマテラピーが資格のある療法として
世の中に認められているのはバルネ博士の
この本の影響が大きいのだそうです。

バルネ博士なのですが、
ガットホセさんの理論を参考にして
エッセンシャルオイルを治療に使った
というふうに言われています。

アロマテラピーを世の中に広めたのは
この最後のバルネ博士なのですけれども、
そのきっかけを生み出したガットホセさんというのは
アロマテラピーの父というふうに
呼ばれているということです。

「もうね、アロマテラピーを
 生活に取り入れていらっしゃる方って
 たくさんいらっしゃるかと思うんですけれども。

 もう私も20年近くですかね、
 アロマテラピーや、あとハーブとかをね、使って
 それらを体調に合わせて生活に
 取り入れてるんですけれども。

 聞いたことあるけど
 実際にやったことないなぁとか、
 やってはみたけれども
 レパートリー少ないかななんていう、
 そういう方も多いかと思うので、
 今週はそんなアロマのお話をしてまいります。」

<アロマセラピーの歴史>


<管理人より>

「Aromatherapy」を
フランス語読みすると「アロマテラピー」、
英語読みすると「アロマセラピー」
になるそうです。

ご参考までに・・・