[6/30] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は果物の不思議についてお話ししています。
 今日は果物と野菜の違いについてお話しします。」

実は果物と野菜の分類についての
統一した基準というのがないそうです。

一般的には1年で収穫ができて
その後枯れてしまう作物のことを野菜、
そして、多年生で木になって
食用とする果実のことを果物。

この分類でいきますと
意外なことにイチゴは野菜に分類されます。

農林水産省の統計資料では、
一般に野菜とは食用になしうる草本性の植物で、
加工の程度の低いまま副食物として
利用されるものというふうにされていて、
イチゴは果実的野菜というふうに
言われているということです。

学問的に見てみますと、園芸学では
主として植物としての特性と栽培の観点から
イチゴは野菜というふうに定義、
分類しているそうです。

「なるほど」

そのイチゴですけれども、
イチゴを野菜として取り扱っているのは
日本と韓国だけで、他の国では
果物として扱われているということです。

「非常に興味深いですよね」

一方、青果物卸売市場の統計では
イチゴは果物としています。

その理由は、昔出荷先が主に
果物屋さんであったことに由来しているそうです。

そして、文部科学省の
日本食品標準成分表というものだったり、
厚生労働省の国民栄養調査というものの中では
イチゴは果物になっています。

「総務省の家計調査とか財務省の日本貿易統計でも
 イチゴは果物に分類されているということなので、
 『じゃ、どういうことよ』ということになりますと
 イチゴはですね、生産の段階ですとか
 学問的には野菜に分類されるんでしょうね。

 で、市場に流通した時点で果物に分類されていると
 いうことになるんじゃないかと思います。

 で、同じようにですね、メロンとかスイカも
 実は毎年種をまいて栽培しているという
 そういう植物なので、生産の段階と
 あと学問的には野菜ということになります。

 で、市場に流通すると果物に分類されるという、
 そういう不思議な不思議な果物たちでした。

 昔イチゴとかスイカとかを野菜だって
 子供心に聞いたことがあって、
 『ほんとこれ野菜なの?』って思ってましたけど、
 今日のこの内容で非常にとってもよくわかりました。
 いかがでしたでしょうか。」

<野菜と果物の定義>

[6/29] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今朝朝御飯のときに果物を召しあがった方
 いらっしゃいますでしょうか。
 そんな果物たち、フルーツには
 いろいろな不思議があるんですね。
 そこで今週は、果物の不思議について
 お話ししたいと思います。」

突然ですが、問題です。

イチゴ、ナシ、リンゴ、サクランボ、モモ、
アンズ、ウメ、ビワ、ラズベリーなどなど、
これらの果物の共通点、
みなさんおわかりになりますでしょうか。

答えは、これらの果物すべてが
バラ科の植物なのです。

その特徴としまして、
バラ科のお花を見てみますと
1枚ずつ分かれた花びらというのが5枚だったり、
おしべが真ん中にたくさんあったりして
とても特徴がよく似ています。

「これらの果物たちのね、
 お花の写真を見比べますと、
 ほんとにどのお花がどの子かしら
 って思うぐらいよく似ていますね。
 驚きました。」

そんなバラ科の果物の花は
とてもよく似ているのですけれども、
それにつく果物の実、
果実というのはさまざまです。

そもそも果実というのは「しぼう」、
これは子供の「子」に「房」と書くのですけれども、
「子房」と呼ばれる受粉しためしべの下の部分が
発達したものなのだそうで、
この子房が最終的に果実になります。

ところが種類によっては
発達するのが子房ではなくて、
他の部分の場合もあるそうです。

例えばそれはイチゴだったりするのですけれども、
イチゴの赤い部分をどうしても
果実だと思いがちなのですが、
あれは違うのだそうです。

イチゴの表面には種のような粒粒が
たくさんついてます。

その粒粒から毛のようなものが
生えているのですけれども、
実はこの粒粒の一つ一つが
イチゴの果実だということです。

「あれ種じゃないんですね」

私たちがおいしくいただいている
あの赤い部分というのは果実ではなくて、
めしべが生えるための土台となっている
花托、もしくは花床と呼ばれる部分が
大きくなったものだということです。

そして、その粒粒から生えている
毛のようなものですけれども、
あれはめしべの名残りなのだそうです。

「へぇーって思いますよね(笑)

 このようにですね、イチゴのように
 子房以外の部分が発達して
 果実のように見えるもののことを
 偽物の果実と書いて偽果って呼ぶんですって。

 で、リンゴもナシも偽果の仲間になるんですって。
 まぁ不思議。

 ということでですね、今週は果物の不思議を
 お届けしようと思っております。」

<身近な植物図鑑:バラ科の植物>

<イチゴの粒々は何?~ののちゃんのDO科学~>

[6/26] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は夏野菜のお話をしています。
 今日はトウモロコシです。」

トウモロコシはイネ科の1年草です。

栽培が簡単で成長が早いのが特徴だそうです。

メキシコからグアテマラが原産だと言われています。

コロンブスがヨーロッパへ持ち込み、
食用や飼料用、工業用として世界に広まりました。

日本には16世紀の戦国時代に
ポルトガル船によって長崎に持ち込まれました。

その後、江戸時代には
各地で栽培されるようになりました。

現在一般的に食用となっている
柔らかく甘みの強いスイートコーンは、
明治時代になってからアメリカより
北海道に輸入されたものです。

トウモロコシの胚芽に詰まっているリノール酸は、
コレステロールを下げる働きがあると言われています。

食物繊維が多くて疲労回復に役立つ
ビタミンB1も含まれています。

トウモロコシにはひげがありますよね。
あのひげには利尿作用があって
漢方薬などにも使われているそうです。

「ですので茹でるときにはね、
 ひげがついた状態で茹でて、
 さらにその茹で汁を捨てずに
 スープなんかにするといいんだそうですよ。

 つまり、利尿作用があるということですから
 例えばむくみなんかにね、効果があるんでしょうね。」

また、ひげの色素がトウモロコシ全体を
黄色に染める効果があるそうで、
茹で上がりがおいしそうに仕上がるそうです。

「ねぇ~、ひげ取ってましたよね。
 機会がございましたらぜひ一度
 ひげを残した状態で茹でてみてください。」

ちなみに、あのひげがトウモロコシの粒と
関係しているというのをみなさんご存知でしょうか。

農家の方の間ではもう昔から
言われていることだそうで、
ひげの本数とトウモロコシの粒の数というのは
同じなのだそうです。

どういうことかと言いますと、
トウモロコシのひげというのはめしべなのだそうです。

簡単に言いますと
おしべから降ってくる大量の花粉が、
上のほうからなのですけれども、
それがおひげの先端の部分について受粉して
実が一つ一つできていくということなのです。

「なので、トウモロコシはひげの数だけ
 粒ができていると。

 だからおひげがボウボウなほうが
 トウモロコシは実がたくさん詰まっている
 っていうことなんですね。

 最後に、最近ね、トウモロコシって
 生でも食べられるおいしいものもありますけれども、
 やっぱり熱を加えると甘みが増すっていうのが
 トウモロコシのいいところなので、
 おいしく茹でて召し上がってくださいね。

 今週はこれからの時期が旬な
 夏野菜をお送りいたしました。」

<トウモロコシ(ウィキペディア)>

<【とうもろこし百科】>

[6/25] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は夏野菜のお話をしています。
 今日はミョウガです。」

ミョウガはアジア東部温帯地方が原産とされる
ショウガ科の植物です。

現在野菜として栽培しているのは
日本だけなのだそうです。

ですから、日本特有の香味野菜
ということでしょうか。

「おそうめんや冷ややっこなど薬味や、
 あと、お味噌汁の実、あるいは天ぷらなどに
 よくいただきますね。」

ミョウガを漢字で書きますと、
「ミョウ」という字は草冠に名前の「名」で、
ミョウガの「ガ」は荷物の「荷」という字、
それで「茗荷」です。

これにはこんなお話があります。

お釈迦様のお弟子さんに物忘れがひどく
自分の名前すらすぐ忘れてしまう方がいたそうです。

そこで、お釈迦様が首から名札を下げさせました。

やがてそのお弟子さんが亡くなった後、
お墓から見たことがない草が生えてきました。

その草を見た村人が、
そのお弟子さんが生前自分の名前を
荷物のように首から下げていたことにちなんで、
草冠に名前の名、荷物の荷で
茗荷と名づけたと言われているそうです。

東京の文京区に「茗荷谷」という場所があります。

この土地の名前の由来ですけれども、
ここでおいしいミョウガがよくとれたことから
この名前がついたのだそうです。

「へぇーって思ったんですけれども」

それとちょっと逆になるのですけれども、
東京に小松川という場所があります。

この小松川というところは
小松菜の名前の由来になった地名なのです。

「小松川の小松菜と言って、
 八代将軍徳川吉宗が名づけたと言われていて
 へぇーってまた思ったんですけれども(笑)
 小松菜ってね、小松川の小松菜だったんだぁって。

 でも、全国で小松菜ってあるわけで
 すごいなって思ったんです。

 茗荷谷はミョウガがとれたから茗荷谷なんだなんて、
 なんかね、なるほどなるほどって
 なんか思うような瞬間でした。

 ちなみにでございますね、
 小松菜は寒さに強くて
 冬に収穫できるお野菜ということなので
 夏野菜ではないです。

 今日は夏野菜ミョウガのお話を
 させていただきました。」

<ミョウガ(ウィキペディア)>

<みょうが(茗荷)- 食材事典>

<知識の宝庫!目がテン!ライブラリー>

[6/24] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は夏野菜のお話をしています。
 今日はオクラのお話です。」

オクラはハイビスカスの仲間で、
アフリカ・エチオピア近辺が
原産地だと言われています。

ハイビスカスの仲間ということで、
オクラの花は黄色っぽくて
ハイビスカスのお花とそっくりです。

そんなオクラですが、日本に伝わったのは
江戸時代の終わりの頃と言われていますが、
当時は観賞用として栽培されていて
あまり食べなかったのだそうです。

食べ物として栽培が始まったのは
戦後になってからで、
やがて昭和40年代になると
ハウス栽培できるお野菜として
注目を集めるようになりました。

オクラにはビタミンB1やB2、C、
カルシウム、カロテン、リン、鉄などの
ミネラルが豊富に含まれています。

オクラは夏バテ防止と
整腸作用が期待できるお野菜です。

ところで、このオクラという名前ですけれども、
日本ぽい音ですけれども実は違うのです。

英語で「okra」と書いて「オゥクラ」と言います。

オクラといえば独特の粘り気が特徴ですけれども、
これはペクチンとかムチンなどの成分です。

ペクチンというのは水溶性食物繊維で、
血液中のコレステロールや血糖値を
下げる働きがあると言われています。

そして、ムチンには整腸作用があります。

夏野菜にはオクラ以外にも
疲労回復効果の高い野菜がたくさんあります。

例えば、苦瓜とかツルムラサキ、
モロヘイヤなどがそうなのですけれども、
こうした夏野菜はいずれも
苦みとネバネバが特徴で、
その苦みが食欲を刺激して
トローっとしたこの食感は
暑くて食欲がないときでも
喉を通してくれます。

「夏にね、限らず売っているので
 よくいただくんですけれども。

 例えば、変わった食べ方なのかな、
 うちはそうするんですけれども、
 水炊きとかね、しゃぶしゃぶとかお鍋のときに
 さっと下ゆでしたオクラを
 おなべの具としてね、いただくんです。
 これおいしいんですよ。

 というわけで、今日は夏野菜の
 オクラのお話をしました。」

<オクラ(ウィキペディア)>

<オクラ - 食材事典>

<オクラ料理レシピ>

[6/23] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は夏野菜のお話をしています。
 夏の食卓や晩酌のときにぴったりな
 緑色のお豆といえば枝豆です。
 今日は枝豆についてお話しします。」

まず、枝豆の名前の語源ですけれども、
成熟して硬くなる前の未成熟な大豆のことで、
枝についた実を食べたことから「枝つき豆」とか
「枝なり豆」とか呼ばれていまして、
「枝の豆」と書いて「枝豆」と
言われるようになりました。

「つまり、枝豆は若い大豆なんですね。」

あの枝には豆の栄養分の他に
豆の鮮度を保つ働きがあるそうです。

「なので、枝豆を選ぶときはなるべく
 枝つきのものを選ぶのがいいんですって。」

よくビールに枝豆と言いますけれども、
枝豆にはアルコールの分解を促進して
新陳代謝を活発にするビタミンB1が
豊富に含まれていて、
そのビタミンB1には糖質をエネルギーに変えて
疲労回復や夏バテを防止する働きがあります。

また、枝豆は必須アミノ酸の
一つであるメチオニンを含み、
アルコールから肝臓や腎臓を守ってくれます。

さらにタンパク質、カルシウム、カリウム、
ビタミンCが多く含まれています。

このように枝豆は大豆のよいところ、
例えば良質のタンパク質を含んでいる点とか、
そして緑黄色野菜のよいところ、
例えばビタミンCとかカリウムとかが
含まれているという点、
この2つのよいところを兼ね備えている
健康的な野菜であるということです。

枝豆には地方によっていくつも種類があります。

例えば、山形のだだちゃ豆。

この「だだちゃ」というのは庄内地方の方言だそうで、
「お父さん」という意味なのだそうです。

その昔、地元のお殿様がたいへん枝豆好きな方で、
城下から毎日枝豆を運ばせては
「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」
と聞いていたのだそうです。

「つまり、どこのおやじさんが
 つくった枝豆なの?ってことですよね。

 そんなところからだだちゃ豆っていう名前が
 ついたんだそうです。
 面白いですね。

 新潟には『いうなよ』っていう品種の
 枝豆があるんですって。

 で、この名前はあまりにおいしいので
 人に言うなよっていうところから
 『いうなよ』ってつけられたんですって。
 ぜひ食べてみたいですね。

 今日は夏野菜の枝豆のお話をしました。」

<日々是えだまめ–枝豆–>

<だだちゃ豆データブック~JA鶴岡~>

[6/22] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今では1年を通していろいろなものが
 食べられるようになりましたが、
 それでも必ず旬というものがあります。
 旬の食べ物はおいしく食べられると同時に
 その時期に必要な栄養素をたくさん持っています。
 これからの時期旬なのが夏野菜。
 そこで今週は、夏野菜のお話をしたいと思います。」

私たちの体のリズムは
実は季節の食べ物とつながっています。

今は栽培技術も進歩して季節に関係なく
いろいろなお野菜が食べられるようになりましたが、
それでも旬のお野菜を食べるということは
体にとてもいいことです。

夏に旬を迎えるお野菜はいくつもあります。

例えば、おナス、トマト、キュウリなど
ぶら下がって実る野菜、
ぶらり型野菜と言うのだそうですけれども、
これは夏が旬なのだそうです。

夏は暑さで体調を崩しやすいですけれども、
夏野菜にたっぷりと含まれた水分が
体温を下げて水分を補給してくれます。

例えばキュウリの場合、
カリウムがとても多く含まれていて、
体にこもった熱を尿と一緒に外に出してくれます。

さらに、水分の摂り過ぎが原因で起こる
むくみもとってくれます。

また、夏野菜にはさまざまな
ビタミンが含まれています。

特に紫外線の害から守るビタミンAやC、
疲労回復や新陳代謝を促すビタミンDが豊富です。

古くから

 トマトが赤くなると医者が青くなる

というヨーロッパの古いことわざ、
ドイツのことわざだそうですけれども、
そんな言葉があります。

これはそれほどトマトは
栄養価が高いお野菜だということです。

他にも夏野菜にはカボチャがあります。

カボチャは冬至に食べると1年中風邪をひかない
なんて言われているので、
冬のお野菜なのではないかという
イメージがありますけれども、
実はカボチャは夏野菜なのだそうです。

高カロリー野菜なので栄養がたっぷり。

また、カボチャは皮が厚いので
他のお野菜に比べて抜群に日持ちしまして
貯蔵がよくきくお野菜なのです。

その昔お野菜の収穫ができなかった冬でも
日持ちするこのカボチャというのは食べることができて、
冬でもカボチャからビタミンを補給していたそうです。

「あとは余談ですけれども、あのズッキーニ。
 あれキュウリに似てたり、
 ウリに似てたりしてますけれども、
 あれは何の種類かと言いますと
 カボチャの一種だったんですね。
 つまり夏野菜です。

 そんなわけで今日は夏野菜、
 トマトとカボチャのお話をしました。」

<野菜の栄養/夏の野菜>

<ズッキーニ(ウィキペディア)>

[6/19] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週はあさって日曜日の父の日を前に
 お父さんにまつわるお話をしています。
 今日はお父さんとの心温まるお話です。」

これはたけしさんという40代前半の男性と
たけしさんのお父さんとのお話です。

たけしさんがまだ子供の頃、
ある日友達の家に遊びに行くと
超合金の人形がありました。

それを見たたけしさんは衝撃を受け、
どうしても欲しくなりました。

でも、たけしさんのお家は
決して裕福ではなかったので、
買って欲しいと親にねだっても
絶対に買ってもらえないと
子供心にわかっていました。

それでもあきらめきれないまま
何日か過ぎたある日、
たけしさんが学校からの帰り道、
ふと見るとある家の前に
その超合金の人形が置いてありました。

その場所がたまたまゴミ置き場に近かったのと、
人形が少し壊れていたので、
たけしさんは捨てられたものだと思って
すぐに拾って家に持って帰りました。

そして、その人形で遊んでいると
お父さんが帰ってきました。

お父さんは見たことがない人形で
たけしさんが遊んでいるのを見て、
「どうしたのか」と聞きました。

たけしさんが

「捨ててあったから拾ってきた」

と答えるとお父さんは、

「人様のものを黙って持ってくるのは泥棒だ」

とたけしさんを激しく怒りました。

そして、その人形を取り上げると
たけしさんと一緒に人形が置いてあった家へ
返しに行きました。

その人形は本当に捨ててあったものだったのですが、
それでもお父さんは

「勝手に持ち帰ってすいません」

と何度も頭を下げて謝りました。

その夜お父さんは一晩中泣いていたそうです。

それからしばらくしてお父さんは
大好きな晩酌をやめました。

さらに夜時々出かけるようにもなりました。

数ヶ月経ったある日、
仕事から帰ってきたお父さんの手には
お兄さんが欲しがっていた車の本、
妹さんのままごとセット、
そしてたけしさんが欲しがっていた
超合金の人形がありました。

お父さんは仕事が終わった後
アルバイトをして買ってくれたのです。

たけしさんは思わず泣いてしまいました。

そのことがあって以来、
たけしさんはずっとお父さんの背中を見ては
メッセージを感じ取っているそうです。

「このたけしさんのお父さんの強くて
 優しい思いが胸にジーンってきますね。
 ほんと素敵なお父さんでいらっしゃいますね。

 そんなわけで今週はですね、
 父の日に、今度の日曜日、
 父の日にちなんだ1週間をお届けいたしました。」

<父の日特集~All About~>

[6/18] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は今度の日曜日の父の日を前に
 お父さんにまつわるお話をしています。
 父の日にプレゼントを贈るとき
 リボンは何色にしたらいいのかな?
 実は、父の日のプレゼントは
 黄色いリボンにしましょう
 というキャンペーンがあります。
 今日はそのお話です。」

どうして父の日のプレゼントは
黄色いリボンなのでしょうか。

これは日本ファーザーズ・デイ委員会が行っている
イエローリボンキャンペーンに由来しています。

そもそもイギリスでは古くから黄色は
身を守るための色とされていて、
アメリカでは黄色いリボンに
愛する人の無事を願う思いを託しています。

黄色はうれしさ、楽しさ、暖かさ、幸せ、
希望、向上を表す色でもあるそうです。

そこで日本ファーザーズ・デイ委員会では、
毎年父の日はお父さんへの感謝の気持ちと
お父さんを応援する思いを
黄色いリボンに託してプレゼントしましょう
というキャンペーンを行っています。

その日本ファーザーズ・デイ委員会では
毎年父の日が近づくと
ベスト・ファーザー賞を発表しています。

このベスト・ファーザーの基準なのですけれども、


 明るく楽しい家庭づくりをしている

 厳格なしつけをしている

 子供たちの良き理解者、良き教育者である

 お母さんと子供から見た、素敵なお父さんである

 ユニークな子育てをしている


などなどだそうです。

今年28回目になるそうなのですけれども、
今年選ばれた方は


 福井県知事の西川一誠さん

 KDDIの代表取締役兼会長でいらっしゃる小野寺正さん

 お医者さんで作家さんでもあられる鎌田實さん

 俳優のつるの剛士さん

 ハンドボールの宮﨑大輔さん

 東京ディズニーランドホテル総支配人でいらっしゃる
 チャールズ・べスフォードさん


以上6名の方が選ばれたということです。

「最後にご紹介したチャールズ・べスフォードさん、
 東京ディズニーランドホテルの
 総支配人の方なんですけれども、
 ベスト・ファーザー賞を受賞されたということで。

 私実は個人的にとてもよく存じ上げていて、
 とってもほんとに素敵な方でいらっしゃって、
 なんかうれしいなって思ったんですけれども。

 この日本ファーザーズ・デイ委員会のみなさんがね、
 選んでいらっしゃるベスト・ファーザー賞というのが
 ほんとにいろんなね、幅広い分野の中から
 公平に選んでいらっしゃって、
 ほんとすばらしい賞だなって改めて感じたんですね。
 おめでとうございます。」

<日本ファーザーズ・デイ委員会>

[6/17] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今週は今度の日曜日の父の日を前に
 お父さんにまつわるお話をしています。
 先月の母の日の直前の放送のときに
 お母さんの歌をご紹介させて
 いただきましたけれども、
 実はお父さんの歌というのもあるんですね。
 ただ、お母さんの歌に比べると
 たいへん少ないそうなんですけれども、
 今日はその中から片岡輝さん作詞の
 『グリーングリーン』という曲を
 ご紹介したいと思います。」

~ ♪ 『グリーングリーン』が流れる ~

片岡輝さん作詞『グリーングリーン』
をお聞きいただいております。

「この曲は子供の頃よーく聴いてましたし、
 よく歌った記憶もありますね。」

片岡輝さんという方は詩人で文学者でもあります。

原曲はニュー・クリスティ・ミンストレルズ
というアメリカのフォークグループが
1963年に発表した曲です。

日本では1967年にNHK「みんなのうた」で
日本語版が発表されてからおなじみの曲になりました。

実は、この『グリーングリーン』という曲ですけれども、
原曲はベトナム戦争など当時の世相に対する
メッセージが込められた歌詞なのだそうです。

それがどうしてパパとお子さんの
歌詞になったのかと言いますと、
片岡輝さんは以前から日本には
お父さんをテーマにした曲があんまりないなと
ずっと思っていらっしゃったそうです。

そして、ちょうどその頃
この『グリーングリーン』の原曲を聴いたときに、
お父さんとお子さんの詞に変えてみよう
というふうに思ったのだそうです。

ですので、今日ご紹介しております
この『グリーングリーン』という曲の
この日本語の歌詞というのは訳詞ではなくて、
片岡輝さんご自身の作詞ということになります。

「ほんとに先ほども申し上げましたけれども、
 子供の頃ほんとによく聴いてた曲ですし、
 ほんとに歌った、うん、
 歌った記憶もあるんですけれども。

 『グリーングリーン』というタイトルからね、
 緑ですとか青空、太陽など
 自然に関する広大なイメージが
 私子供の頃、あんまりね、
 歌詞の内容など考えないで勝手にそういう
 イメージを持って歌ってましたけれども。

 実はね、よく聴いてみると
 お父さんと息子さんの心のつながりというか、
 そういうようなことがテーマになっているお話の
 歌だったんだなぁって改めて今回知りました。」

<グリーングリーンの謎>

<グリーングリーン(歌詞について)>