[3/26] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「去年の春、日本の橋のお話をしたことがありますよね。
 そのときは日本の三大名橋の、東京の日本橋、
 山口県にある錦帯橋、あと長崎県の眼鏡橋、
 きれいなね、橋のお話をしましたけれども、
 今週は世界の橋のお話をしたいと思います。」

まず、世界で一番長い橋っていうのは
どこの国にある橋だと思われますか?

実は、世界一長い吊り橋というのは
日本にある明石海峡大橋なんです。

神戸市の垂水区と淡路島の淡路市にかかる
全長3911mの大きな大きな橋なんですけれども、
橋げたを支える塔と塔の間の距離というのは1991mで、
これが世界一を誇るんだそうです。
さらに、海面からの高さが282.8mもありまして
こちらの高さも世界一なんだそうです。

「ねぇ、なんかすごく名誉なことですよね。
 妙にうれしかったりするんですけれども(笑)」

さきほど橋げたを支える塔と塔の間の距離が
1991mというふうにお話しましたけれども、
当初の予定では1990mだったんだそうです。

では、なぜ1991mになったのかと言いますと、
これは95年に起きた阪神淡路大震災の影響で地盤がずれて
1mの距離ができてしまったんだそうです。
それで1991mということになって。

それ以外はあの大きな地震でも大きな被害もなくて、
日本の橋の技術の高さというのが証明されました。

明石海峡大橋を知り尽くしたツアー・リーダーが
橋の技術や歴史を紹介したり、
海の上50mの管理通路を通ったりしてエレベーターに乗って
高さ282mのところで見下ろすことができるという
明石海峡大橋ブリッジワールドというツアーがあるそうです。

「それはそれは怖そうですけれども、
 高いところお好きな方はぜひこの春休み
 行ってみてください。」

<明石海峡大橋(ウィキペディア)>

<明石海峡大橋360度スクロール>

<明石海峡大橋ブリッジワールド>

[3/23] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「私の出身地神戸には、神戸っ子にとって
 とっても身近な動物園、
 神戸市立王子動物園があります。
 ここにはジャイアントパンダの
 コウコウとかタンタンをはじめ、
 約160種800もの世界の動物たちがいます。
 というわけで、
 今日は神戸の王子動物園のお話をしたいと思います。」

平成7年1月17日、
神戸をはじめ関西の人たちにとっては
絶対に忘れることのできない日です。
たくさんの人が亡くなって多くの被害を出した
阪神淡路大震災が起きた日です。

この神戸の王子動物園も激しい揺れが襲いました。
象とかライオン、トラなどたくさんの猛獣がいる
動物園ということで、もし建物が壊れたり、
動物が逃げ出したり怪我をしたらということで、
震災当日の朝、関係者のみなさんは
真っ先に動物園に駆けつけたそうです。

壊れている建物はないか、
逃げ出したり怪我をしている動物たちはいないか、
不安な気持ちで園内を確認したところ
幸いにも大きな被害はなかったんだそうです。

地震が起きた瞬間それぞれの動物たちは
一番安全だと思う場所にいたんだそうです。
例えば、コアラの場合は木の高いところに
登ったまま降りてこなかったり、
アシカやカバは水の中から上がってこなかったり、
猿などは数匹で集まって寄り添っていたんだそうです。

その後の一番の苦労というのは、
やっぱり動物たちの餌とか水の確保。
そんなときに京都など近くの動物園が
車で餌を運んでくれたんだそうです。

「そうですよね、やっぱり壊れた街とか
 被災した人たちのことばかりを心配していて、
 王子動物園のことを私は忘れていましたけれども、
 ほんとに王子動物園って
 小さいときからよく連れて行ってもらってね、
 小学校からも遠足で行ったり、
 もうほんとにことあるごとに連れて行ってもらった
 思い出深い動物園なんですけれども。
 この今王子動物園にいるパンダの
 コウコウとタンタンなんですけれども、
 このパンダのコウコウという男の子の
 名前の由来なんですけれどもね、
 復興の「興」、神戸の「神」、幸福の「幸」、
 六甲の「甲」、神戸港の「港」ということで、
 震災後に日本にやって来たパンダということで
 神戸の人たちの願いが込められた
 名前をつけたんだそうですよ。
 そんなわけで、
 今日は神戸の王子動物園のお話をしました。」

<神戸市立王子動物園のHP>

王子動物園は桜の名所でもあるんですね。 (*^_^*)

[3/22] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「動物園のことを日本語で「動物園」という呼び名で
 最初に日本に紹介したのは福沢諭吉で、
 幕末の頃だったそうです。
 ちなみに、動物園というのは英語で「zoo」ですけれども、
 今日はそのお話をしたいと思います。」

英語で動物園を示すこの「zoo」という言葉ですけれども、
もともとは・・・(長いですよ~)

The gardens and menagerie of the Zoological Society of London

というふうに言われていたんだそうです。

この「menagerie」というのは見世物用の動物の群れとか
動物のコレクションとかという意味があったり、
「Zoological」というのは動物学、
そして、「Society」は集団などの意味があり、この
The gardens and menagerie of the Zoological Society of London
がロンドン動物園を示す固有名詞だったんだそうです。
長いですよね。

それが「the Zoological」という言葉になって、
子供たちによってそれが「zoo」というふうに省略されて
結果的に動物園を示す普通名詞になったと。
知らなかったですね。

この週末
The gardens and menagerie of the Zoological Society of London
に行かない?
って言ってたんでしょうね、昔は。
大変なことです。

ロンドン動物園というのは、
ロンドン市内のリージェント・パークの中にある動物園で、
1828年に誕生しました。

でも、もともとは動物の研究のために
動物を集めることが目的で作られたそうです。
現在は650種類以上の動物がいるとのことです。

そんなロンドン動物園ですけれども
世界的な注目を集めたのが2年前の夏、
何があったかみなさんご存知ですか?

「私は知らなかったんですけれども、
 人間動物園と題しまして男女のボランティアの方が
 期間限定で動物のように展示されたんですって。
 地球の生態系における人の重要性を
 伝えるのが目的だということで。
 写真を見る限りですね、かなりユニークです。
 数名の男女が水着に近いような姿で
 仲良さそうに過ごしているんですよ、普通に。
 なんかすごくユニークだな~って、
 自由な発想があるイギリスならではなんだろうなって
 いう気がすごくしますけれども。
 そんなわけで、
 今日はロンドン動物園のお話をしました。」

<ロンドン動物園(ウィキペディア)>

<人間動物園(Tomotubby’s Travel Blog)>

[3/21] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「日本で一番古い動物園は、
 昨日お話しました東京の上野動物園です。
 開園以来100年以上にわたって訪れる人の数は
 全国1位を記録していましたが、
 その上野動物園の記録を抜いた動物園が
 実は北海道にあるんですね。
 今日はその動物園のお話をしたいと思います。」

上野動物園を抜いて全国1位の入園者数を記録したのは、
北海道の旭川にあります旭山動物園です。

人気では1位2位を争うパンダもコアラも
旭山動物園にはいないんですけれども、
それでも入園者数ナンバー1を達成したことから
「奇跡の動物園」というふうに言われました。

昭和26年、1951年に
北海道では初めての動物園、
札幌市丸山動物園というのが開園しました。

その後、帯広にも動物園ができると
ぜひ旭川にもという声が上がって、
昭和42年の夏にこの旭山動物園が誕生しました。

最初は年間40万人だった入園者数は
旭川市の人口増加とともに増えていって、
昭和58年には約60万人にもなったんだそうです。

でもその後、動物が病気で死んだりしたのをきっかけに
入園者数がどんどん落ち込んで、
平成8年には26万人まで落ち込んでしまったそうです。

一時は動物園の存続も危ぶまれたそうですが、
ペンギンの水中トンネルとか、
オランウータンの空中散歩とか、
アザラシの円柱水槽とか、
それまでの動物園にはなかった斬新なアイデアが評判を呼んで
ついには上野動物園を上回る入園者数を記録しました。

大切なのは動物の命を伝えること、
いかに動物たちの生き生きとした姿を見せられるか、
これが旭山動物園の原点なんだそうです。

「今年1月だけで旭山動物園を訪れた人の数は約11万人、
 雪の中なのにね、すごいですね。
 去年の夏は232万人もの人が訪れたということなので、
 ねぇ、この232万人の中の4人はうちの家族です(笑)
 去年の夏行ったんですけれども、
 ほんとに素敵な動物園で、
 それぞれの動物の生態を教えてくれて、丁寧に、
 見せてもらえるんですよ。
 オランウータンとかもね、
 私はもう大ファンになってしまって
 大好きな動物になったんですけれども、
 現在は約140種類、680の動物たちが
 元気に暮らしているという動物園なので、
 もし機会がありましたらぜひ訪れてください。」

<旭山動物園公式ホームページ>

↑ いろんな動物を見ることができますよ~ (*^_^*)

[3/20] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「昨日は世界で一番古い動物園、
 ウィーンにありますシェーンブルン動物園
 のお話をしました。
 それでは、日本で一番古い動物園っていうのは
 いったいどこでしょうか?」

日本にはいったいどれぐらいの数の
動物園があると思いますか?

日本動物園水族館協会に登録されている
動物園の数というのは全部で91だそうです。
地方別に見ますと、
一番多いのは関東地方で全部で24、
逆に一番少ないのは東北地方で3つということです。
一番多いのは関東地方なんですね。

そんな中、日本で一番古い動物園というのは
やっぱり東京にある上野動物園なんだそうです。
開園したのが明治15年ですから、
125年前に開園しているんですね。

昭和6年、1931年に
日本で初めて猿山が登場したそうです。
この猿山の登場で、ボス猿の存在とかサルの習性とかが
私たちにもわかるようになりました。

翌年には園内に日本で初めて動物病院も誕生しました。

第二次世界大戦の時は食糧不足や脱走を心配して
多くの動物たちの命が奪われるという悲劇もありました。

戦後になりますと、上野動物園水族館も開園したり、
昭和32年には日本で初めてのモノレールが
園内で運行を開始したそうです。

そして、昭和47年には中国から
有名なパンダのカンカンとランランがやってきました。
あれは昭和47年のことだったんですね。
このとき連日たくさんの人がパンダを見ようと
上野動物園に来たそうです。

今パンダといいますと、
オスのリンリンが1頭だけいるそうです。
彼の年齢は21歳。
動物園で飼育されているパンダというのは
だいたい14年以上生きていることは珍しいそうなので、
リンリン君は頑張っていますね。
長生きして欲しいですね。

現在、上野動物園にはおよそ500種類、
2800頭以上の動物たちがいるそうです。

上野動物園が開園したのが本日の3月20日なんです。
その日を記念して、毎年開園記念日は無料で入れるそうです。

「なので、もしね、チャンスがあれば
 この春休みぜひいらしてください。」

ちなみに開園記念日の今日以外には、
5月4日のみどりの日だったり、
10月1日の都民の日も入場無料で開放しているそうです。

「近くてね、いつでも行けると思うと
 なかなかいけないものなので、
 ここはひとつみなさんいかがでしょうか?」

そう言われてみると、私も東京にいながら
もう何年も上野動物園には行っていません・・・。

<上野動物園(TokyoZooNet)>

<王子動物園と上野動物園のパンダたち(パンダ館)>

[3/19] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「そろそろ春休みの季節ですね。
 お子さんやお孫さんを連れて
 あさっての21日、春分の日とか週末に
 動物園に行かれる予定を立ててらっしゃる方も
 いらっしゃるかもしれませんね。
 そこで、今週は動物園のお話をしたいと思います。」

まず1日目の今日は、
世界で一番古い動物園のお話をします。

オーストリアのウィーンにあるシェーンブルン動物園が
今も残っている世界で一番古い動物園です。
この動物園は歴史的建物のシェーンブルン宮殿の中にあります。

ちなみにシェーンというのは「美しい」という意味で、
ブルンは「泉」の意味なんですって。
だから、美しい泉の宮殿の中にある動物園です。

このシェーンブルン宮殿はハプスブルク家の建物で
17世紀の終わりに建てられました。
宮殿や庭園を含むすべての施設は1996年に
ユネスコ世界文化遺産に指定されました。

この宮殿の庭園にあるシェーンブルン動物園は
1752年に建てられました。

時の皇帝フランツは、
ヨーロッパ各国から送られたり、
インドやアフリカの調査隊が連れて帰ってきた
動物たちを集めてこの動物園を作りました。

皇帝フランツが亡くなった後は女帝のマリア・テレジアが
この動物園の主人になるんですけれども、
普通、動物園は動物のおりを
人間が歩きながら見てまわりますよね。

でも、このシェーンブルン動物園は
中央のパビリオンから周囲にある動物のおりを眺める
という構造になっているそうです。

「だからイメージとしてはあれでしょうね、
 ドーナツの中の円の中に人間がいて
 まわりが動物園だってことなんだと思うんですけれども」

動物は世界中から集められたもので、
その動物たちを世界の中心を意味する
パビリオンから見渡すという感じで。

このマリア・テレジアですけれども、
毎朝パビリオンで朝食をとりながら
動物たちを眺めるのが日課だったそうです。

現在、この動物園は市民にも開放されていて、
今でも年間100万人以上の方が訪れるそうです。
マリア・テレジアが朝食をとっていたパビリオンは
今はレストランになっているとのことです。

「ねぇ、なんか贅沢な朝食ですよね。
 私も動物が好きなので、こんな、
 朝食をとりながら動物が眺められるなんて、
 なんて素敵な動物園だろうと思います。」

<シェーンブルン宮殿(ウィキペディア)>

[3/16] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「山が多い日本では、苦労を重ねて
 トンネルを掘る技術を取得しました。
 そんな中、のみと金槌だけで30年かけて
 トンネルを掘った方がいらっしゃいます。
 今日はそのお話です。」

大分県の耶馬渓(やばけい)というところには
「青の洞門」と呼ばれるトンネルがあります。
その長さは342m。

江戸時代後半、禅海和尚という方が
旅の途中でこの地を訪れました。

その当時ここは断崖絶壁で、
壁に打ち付けられたくさびを頼りに
岩伝いに渡るしか反対側には行けませんでした。

ところが、途中で落ちて亡くなる人が後をたたず、
それを知った禅海和尚は
トンネルを掘れば安心してみんなが向こうに行ける
ということで、のみと金槌で堀り始めました。

でも、人間一人の力で掘れる距離というのは
たかが知れていますよね。
しかも相手は固い岩です。

最初は協力してくれた村の人たちも
いつしか諦めて離れていったそうです。
それでも禅海和尚は一心不乱に堀り続けました。
人々を救いたい、その一心で岩を掘り続けていきました。

やがて禅海和尚の思いは通じ、
最後は再び村の人たちの協力もあって
ついにトンネルが完成したのです。

実に30年もの月日が流れていました。
トンネルを掘り始めた頃
禅海和尚は49歳だったそうですから、
完成したときは80歳目前だったんですね。

この青の洞門の完成によって、
もう命を落とすことなく安心して
みんなが旅を続けることができるようになりました。

このお話をもとにして書かれたのが
菊池寛の代表小説「恩讐の彼方に」です。
この小説の中でこの「青の洞門」という名前が
命名されたんだそうです。
小説ができてからこう呼ばれるようになったんですね。

旅の途中でたまたま立ち寄った大分で
トンネルを作った禅海和尚ですけれども、
この村で余生をお過ごしになって
今でも耶馬渓には掘るために使ったのみとか金槌が
保存されて展示されているそうです。

そして、禅海和尚のお墓にはいつも
お花やお線香が供えられているということです。

「ねぇ、この方ほんとにいい和尚さんですよね。
 最初ね、禅海和尚が掘られたトンネルっていうのは
 人だけがかろうじて通れるトンネルだったんですけれども、
 今では新しくまた掘りなおされて車も通れるような
 大きなトンネルになったんだそうですよ。」

<青の洞門(ウィキペディア)>

<青の洞門(よかとこBY)>

[3/15] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「昨日までは世界で一番長いトンネルの
 お話をしてきましたけれども、
 逆に短いトンネルっていったいどれぐらいの
 長さなのかなと思いました。
 今日はそのお話をします。」

世界で一番短いトンネルの記録っていうのは
実は残念ながらわからなかったんですけれども、
日本で一番短いトンネルの存在はわかりました。

それは群馬県内のJR吾妻線の
岩島駅と川原湯温泉駅の間にある
樽沢トンネルというトンネルで、
長さはわずか7.2mだそうです。

全長53.9kmもある青函トンネルは
電車で通過するのに40分もかかるそうですが、
この樽沢トンネルは電車でわずか0.5秒、
1秒もかからないそうです。

「こんなの気抜いているとあっという間ですね。
 ビュン!、あっ、今の黒いの何だったんだろう?
 っていう感じだと思うんですけれども(笑)」

どうしてこんなに短いトンネルが誕生したのかと言いますと、
この樽沢トンネルが作られたのは戦時中で
もともとはトンネルを作ろうとしたわけではなくて、
岩の出っ張りを切り崩そうとしたところ
そのための資材が不足していて、
「じゃ、穴を開けちゃおうか」
ということで諦めてトンネルにしたのだそうです。

長いのから短いのまで今や世界に誇れる
トンネル技術を持った日本ですけれども、
一番最初に作った鉄道のトンネルというのは
明治3年、大阪と神戸の間を走る鉄道の建設が
始まったときに作ったものなんだそうです。

六甲山の麓にはまわりの土地よりも
高いところを流れている川があって、
それは3本川があるんですけれども、
そこにトンネルを通そうということで
川の流れを別の場所に移して、
川の下にトンネルを作ってから
川を元の流れに戻したりして、
3本の川に対して3つのトンネルを作ったのだそうです。

そのうちの一番最初にできた石屋川の下を
通ったトンネルというのは長さは61mなんだそうです。
そして、同じように芦屋川と住吉川の下にも
トンネルを作ったのだそうですけれども、
大正時代になってそのトンネルは使われなくなって
今はもう1つも残っていないそうなんです。

「私もそこに住んでいたんですけれども、
 その川の下にトンネルがあったことなんて
 今日はじめて知ったので、ほんとに。
 もう今は普通に橋が通ってますね。
 それでね、世界で一番トンネルの数って
 日本が多いんじゃないかなと
 一瞬思ったんですけれども、
 実は一番多いのは中国なんですって。
 国土が広いですからね。
 山も多そうですし、トンネル多いんですね。」

<日本一短いトンネル~樽沢トンネル~>

↑ ビュン!と通過する映像も見られますよ~ (^o^)/

[3/14] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「昨日、世界で一番長い鉄道のトンネルは
 青函トンネルだというお話をしました。
 でも、青函トンネルは海底を通るトンネルの中では
 世界で一番ということなんですね。
 今日は陸上だけを走るトンネルのお話をしたいと思います。」

日本には陸上だけの鉄道トンネルで
世界最長記録を持つトンネルがあります。
それは、2年前に貫通した青森県の
八甲田トンネルというトンネルです。

このトンネルは、4年後の
2011年の春に完成を目指す東北新幹線の
八戸-新青森間を通る約26.5kmのトンネルです。
6年半の年月を経て無事に貫通しました。
現在は線路を敷く作業が進められているそうです。

でも、この記録も実は長くは続かないそうです。
どうしてかと言いますと、
スイスでアルプス山脈に陸上を走る世界最長の
鉄道トンネルというのを建設中なのだそうです。

ちなみに、車が通るトンネルで世界一というのは
ノルウェーのラウダールトンネルで、
全長約24.5kmもあるそうです。

そして、車の通るトンネルで日本の最長というのは
関越自動車道の関越トンネルで全長約11.6km。

「24kmとか11kmとかって
 何分くらい走っているんでしょうね。
 以前ね、四国の高知から香川県に車で向かう
 高速があるんですけれども、
 そこにトンネルが走っているんですよ。
 その山間をひたすら走る長いトンネル、
 そこを走ったときに
 『このトンネル長いなぁ~』
 って思いながら走ったんですね。
 でも、あのトンネルで日本一じゃないってことは
 24kmとか11kmってすごい長いってことですし、
 そこを走ったときにね、
 このトンネルってどうやって掘っているんだろうとか、
 どれくらいの人手がいるんだろうとか、
 ほんとに興味を持ったんですよね。
 すごいんですよ、この四国のトンネル。
 関越トンネルもすごいと思うんですけど、
 私はこの四国のトンネルに感激したので。
 寒風山トンネルって名前みたいですね。
 本当にすごい大変なお仕事なんだろうなって
 本当に思っているんです。」

杏樹さんが感激された様子が伝わってきますね。 (*^_^*)

<トンネルランキング>

[3/13] 『鈴木杏樹のいってらっしゃい』

「今から19年前、1988年の今日、
 全長約53.9kmという世界最長の鉄道トンネル、
 青函トンネルが開業しました。
 そこで、今日3月13日を
 青函トンネル開業記念日としたそうです。
 今日は青函トンネルのお話をしたいと思います。」

青函トンネルは津軽海峡の地下100mを通って
青森と北海道を鉄道で結んでいます。
「はつかり」、「海峡」、「北斗星」、
「トワイライトエクスプレス」などの
人気列車や貨物列車が走っています。

工事が始まったのは1961年で
開業したのが1988年ですから
27年もの年数がかかりました。

莫大な建設費や北海道新幹線の予定の見直しなど
たくさんの問題を抱えていたので
工事中止の声も上がったそうですが、
最終的には無事開通して19年前の今日開業できました。

青函トンネルはその半分近く、
約23kmが海の底を通っていて、
トンネルの中には2つ駅があります。

1つは本州側にある竜飛(たっぴ)海底駅で、
海底135mのところにあるのだそうです。
駅と言いましても、事前に見学コースを予約して
指定された列車に乗らないと降りることはできないそうです。

見学コースはこの時期休業中ですけれども、
ゴールデン・ウィーク前には再開するそうですので、
興味がある方はぜひ予約して行ってみてはいかがでしょうか。

ケーブルカーで地上に出て、
トンネル記念館とか竜飛岬を見学して
そしてまた地下に戻って列車に乗るそうです。
なんか楽しそうですね。

もう1つの駅は北海道側にある吉岡海底駅なのですが、
こちらは海底140mのところにあります。
こちらも見学コースがあったそうですけれども、
北海道新幹線の工事のために
去年の8月を最後に休止になりました。

「一度ね、青函トンネルを通ってみたいと
 かねがね思っているんですよ。
 あの~、ありますよね、
 上野駅から札幌に向かう電車ね。
 この電車に一度乗って北海道に行ってみたい、
 これ夢なんですけれども、
 ねぇ、行きたい、行きたいなぁ~。
 あと、本州と九州をつないでいる
 関門トンネルってありますけれども、
 あれは全長3.4kmなんですって。
 だから青函トンネルはかなり長いってことですよ。
 そう考えてみるとね、面白いです。」

私もいつか青函トンネルを通ってみたいです。 (*^_^*)

<青函トンネル(ウィキペディア)>

<竜飛海底駅(ウィキペディア)>

<吉岡海底駅(ウィキペディア)>

鈴木杏樹さんのファンブログです (公式ブログではありません)